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ワンコと乗るために適したボードとは?

 

 今年の夏こそ、ワンコと一緒にボードに乗りたいと考えている方も多いのでは、と思います。そこで、問い合わせを多くいただく、ワンコ(20kg以上の大型犬)と一緒に乗れるボード選びの最低限の条件とお勧めボードを紹介します。

 

〜条件〜

1.犬が滑らないデッキレイアウトであること。

通常のボードは、ノーズ付近(ボードの先端)にまで滑り止めが装着されていません。そのため、ボード購入後新たに滑り止めを購入し施工する必要があるため、最初からノーズまで滑り止め加工がされているものがベストです。

2.犬そして自分が怪我をしないこと。

当たり前のことですが、ボード上での犬達の動きは想像がつかないものです。突然飛び込んだり、ボードの上を歩き回ったり、ジッとしてくれない犬たち。また、犬と一緒に乗るということは、自分がいつ落水してもおかしくない状態です。その際に、ボードにぶつかって怪我をする可能性もあります。そのため、なるべくクッション性のある設計のボードを選ぶ必要があります。

3.見た目のデザインに左右されないこと。

ボードはその用途によって長さや重さ、デザインが違います。見た目にカッコいいと思えるボードでも、持ち上げると重かったり、犬を乗せるのに適していないほど細く長かったり、とデザインはさまざまです。先ずは、カートップで運ぶ、犬を連れて運ぶことを考えた上で、軽いボードを選びましょう。

4.ある程度の浮力とボードの幅があること。

犬を乗せるということは、人間の子供が1人乗ると同じと考えて下さい。自分の体重+犬の体重がそのボードにかかる負荷となります。

そのため、ボードには浮力が必要となります。最低でも160ℓ以上の浮力と32程度の幅を持つボードを選びましょう。

5.気になる価格。

ココが一番気になる所です。ボードの常識として、軽い=高価、重い=安価という図式が成り立ちます。ここで考えたいのは、「犬と一緒に乗る」というスペシャルな条件です。レースに出場するのであれば、軽さやスピード性能を追求して高価なもの(30万円以上)を購入するのも良いですが、「犬と一緒に乗る」と言うことだけに絞って考えれば、そこまでの性能を求める必要はありません。それよりも、適正な価格帯の中から上の条件に当てはまるものを探す事をお勧めします。ここでの適正価格は15万円以下のものとして考えています。

 

〜「犬と一緒に!」お勧めボードその1〜

「oZoboard Stand-up32&34」

Stand-up Paddle 32 ボリューム160ℓ ボード長2,926mm - 9’6” ボード幅800mm - 31 1/2”

重量10.1kg - 22.1lbs 価格¥123,000(税別)

Stand-up Paddle 34 ボリューム182ℓ ボード長2,926mm - 9’6” ボード幅876mm – 34 1/2”

重量10.4kg – 22.9lbs 価格¥128,000(税別)

 

特徴:通常のハード素材のボードとは異なり、安全性を第一に考慮されたデッキ、ボトム、フィン全てがソフト素材で作られているボードです。幅が広くデッキがフラットなので、SUPをはじめてトライする方から波乗りをしてみたい方にオススメです。

ウイークポイント:ソフト素材ならではの弱点もあります。犬のツメでの引っ掻きによる傷がつきやすい面があります。また、ボードが壊れた場合、通常のハードボードのようなリペアができません。

 

 

今回、SUP3回目というゴールデンのなごんちゃんとそのママ、そしてベテランウインドサーファーのジェイラママとジェイラにoZoboard Stand-up32に乗ってもらいました。

 

〜なごんママの感想〜
犬を主体に考えてのボード選びなので、先ずは犬にとってベストでなくては

と思います。

このボードは、犬の脚にもヒトにも優しく滑らないソフトボードなので、

波で転んでボードがぶつかったりしてもケガをさせなくて済みそうなのは

すごく大きいポイントだなぁと。すべての条件を満たすボードは、

犬を乗せることを想定する限り、ないのかな、と。そういう意味では、

私のように最初の板として犬乗せ用に買うには、いいかもなぁと思いました。

 

 

〜ジェイラママの感想〜

ボードの素材に犬に優しく、万が一犬がぶつかってもケガのリスクが少ないと

感じました。 特に波がある海の中では、安全ではないでしょうか。

ボード全面がソフト素材のため、犬が滑り落ちる心配がありませんでした。

ボードに安定性があるため、犬は風を感じ海の匂いをかぐ余裕があり、

いつもよりリラックスして乗っておりました。

飼い主と犬が安心してリラックスしながら海を共有するには、

最適なボードではないかと感じました。

 

 

 

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